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歯周病に効果的と書かれている歯磨き粉で、毎日歯磨きをしているのに全く効果がでない!!

あなたはこのような悩みを抱えているのではないでしょうか?

正直な話、市販の歯周病対策の歯磨き粉で効果が実感できないのは当然です。なぜなら、市販の歯磨き粉は効果よりも爽快感を重視して作られているものがほとんどだからです。

実際の商品名をここで書く事は誹謗中傷に 当たるので出来ませんが、多くの商品が発泡剤で泡立ちの良さやミントなどでの磨いた後の爽快感を重視して作られています。

また、強力な抗炎症作用のある化学薬品を使っているものもありますが、虫歯や歯周病の予防効果があると認められた成分はありません。

それに加えて、歯周病の患者のような歯茎がかなり弱っている人に強い化学薬品の入った歯磨き粉を使うと唾液の減少や口内乾燥など歯周病を大幅に悪化させる原因になります。

とくにアルコール系の洗口剤は要注意で口内環境に悪影響しかありません。

では、一体どうすればいいのでしょうか?

そもそも歯周病とは何なのか?

歯周病については別のページで詳しく書いていますので、ここでは歯周病について重要なところだけ簡単に書きます。

まず、歯周病とは歯を支えている骨である歯槽骨が溶けてしまう病気です。

医学的には、歯周病は原因菌の親玉とも言われているポルフィロモナス・ジンジバリス(Pg菌)を始め、ジンジバリス菌、フォーサイセンシス菌など800種類にも及ぶ歯周病菌による感染症ということになります。

この歯周病は虫歯の原因菌のミュータンス菌はとは違って、感染経路が今のところ解明されていません(虫歯の感染経路は母子感染であることがわかっています)。

なので、現実的に可能な歯周病予防はこの歯周病菌をいかに減らすかということになります。

そして、その一番の方法が歯磨きによって物理的に細菌の塊(プラーク)を除去することです。

ただ、いくら正しい歯磨きをしても取り除ける歯垢(プラーク)は65%程度でデンタルフロスや歯間ブラシを行ったとしても80%程度と言われています。

なので、歯周病予防に万全を期すにはどうしても歯磨き粉の力を借りることになります。

そして、歯周病予防の歯磨き粉に期待する効果として、歯周病菌の殺菌と原因菌の住処となる歯垢の沈着や歯石の形成を防ぐということになります。

それを踏まえた上でオススメの歯周病予防の歯磨き粉は以下のものになります。

歯周病予防歯磨き粉のおすすめはコレ!!

    1. ウエルテック コンクール 3点セット

      「ウエルテック コンクール ConCool 3点セット」はジェルコートF90g/コンクールF100ml/リペリオ80gのセットです。

      ジェルコートFとコンクールFには歯周病に唯一効果がある成分であるクロルヘキシジンが含まれています。

      クロルヘキシジンは低濃度でも歯周病と関連するグラム細菌を始め、多くの真菌に対して優れた殺菌力を発揮しすることが分かっています。

      また、歯の着色や細菌の歯面への付着にも関与しているぺリクルの付着を阻害することが分かっています。また、持続時間は約12時間と他の洗口液に比べて長時間の殺菌効果が期待できます。

      ジェルコートFには塩酸クロルヘキシジン、コンクールFにはグルコン酸クロルヘキシジンが使われています。これはジェルコートFにはフッ素が含まれているためその効力がを落とさないための処方です(グルコン酸クロルヘキシジンは水溶性なので同時に配合すると効果が少し減少する)。

      ジェルコートFやコンクールFは効果がない!?

      ただ、このコンクールについては、含有されているクロルヘキシジンの濃度が低いという指摘もある。

      実際、世界的に歯周病に効果があるとされている濃度はおよそ0.2%と言われていますが、この歯磨き粉に含まれている濃度は0.05%未満となっている。

      では、ジェルコートFやコンクールFには効果がないかというとそうではない。

      ジェルコートFやコンクールFには効果は実証済み

      愛知学院大学歯学部監修で行われたコンクールを使った実験で、う蝕(虫歯)や歯周病関連菌に対する増殖抑制効果が認められました。

      つまり、歯周病菌を全て殺菌してしまうことはないが、多くの菌に対して有効であるいえます。

      また、多少濃度が薄くても歯周病菌に対して医学的に全く効果のない他の歯磨き粉よりも効果的なのは言うまでもないといえます。

      ジェルコートFやコンクールFにはこれらの他にも消炎効果のあるグリチルリチンや国内では最高濃度のフッ素(ジェルコートFのみ)、口臭予防の緑茶抽出液(コンクールFのみ)が含まれています。

      リペリオは、歯ぐきを活性化し、歯周組織の回復を助けるOIM加水分解コンキオリンという成分が入っています。

      OIM加水分解コンキオリンは表層タンパク質を凝固することで、組織内部における生体の修復を促し、血行促進することで組織の代謝を活発にします。

      もちろん、リペリオを使ったからと言って下がった歯茎が劇的に回復するというわけではないですが、3ヶ月の使用で多少の改善の報告はあるみたいです。また、外科的な処置後の歯茎の下がりに対しては、効果があったとする報告もあります。

      リペリオは一旦下がってしまった歯茎に対して劇的な効果を期待することは出来ませんが、歯肉炎の改善や加齢による歯茎の下がりなどに対しは効果が期待できます。

      結論

      私はこの3点セットを使っていますが、歯茎の引き締まり方は他の歯磨き粉とは桁違いです。

      これまでは歯科医院でメンテナンスを受けるたびに歯茎からの出血がありましたが、これらを使いだしてから出血がしなくなりました。

      また、口臭も改善され、朝、歯を磨かなくても口臭がしなくなりました。

      結論を言うと、上で書いた歯周病菌の殺菌原因菌の住処となる歯垢の沈着や歯石の形成を防ぐという要素を医学的に満たしているのはこのセットだけです。

      他の歯磨き粉はメーカーレベルでの成果は上がっていても医学的にはまだ認められていません。

      なので、きちんと医学的に根拠があるこれらのセットは間違いないおすすめです。

    2. プロポデンタルEX

      「プロポデンタル EX」は日本初のプロポリス配合薬用ハミガキです。

      天然成分のプロポリスはフラボノイドやアミノ酸、各種ビタミン・ミネラルを豊富に含んでおり、歯茎の新陳代謝を活性させ、歯茎の健康を促進します。

      また、強い殺菌効果もあるため、歯周病菌が口内で繁殖するのを抑えることができます。

      ※歯周病にプロポリスと思わ れるかもしれませんが、プロポリスの効果については「Honeybee propolis extract in periodontal treatment」「レーザーとプロポリスを用いて歯槽骨の造成」「補完代替医療素材としてのプロポリス」など 数々の研究論文があります。

      プロポリスの歯科についての論文は現在も増え続けているなど、プロポリスの抗菌性・抗炎症作用・抗酸化作用の歯周病への応用は 高い注目が集まっておあり、まだ、研究が途上段階にある他の成分とは桁違いで、論文によっては、歯石除去(スケーリングおよびルートプレーニング)よりも効果があったとするものまであります。ただ、まだまだ医学的には歯周病に対する効果は認められておらず、はっきりと効果があると言えないのが現実です。

      しかし、臨床レベルでは「歯周病が改善された」「歯茎の下がりが改善された」など効果がでているので、今後歯周病に対する効果が認められる可能性は十分にあります。

      なので、ウエルテック コンクール ConCool 3点セットで思うような効果が出なかったという人は試してみるのもいいかもしれません。

      ただ、個人的にはウェルテックのような効果を実感することは出来ませんでした。

  1. 薬用 なたまめ柿渋歯磨き

    「薬用 なたまめ柿渋歯磨き」に含まれる有効成分で特に歯周病に効くのがカナバニンという成分です。

    カナバニンは、強い排膿・抗炎症作用は始め、血行の促進や血液や体液の浄化作用もあるなど最近注目されている成分です。。

    特に注目なのは排膿作用でカナバニンの持つ排膿作用は薬のような即効性はありませんが、ジワジワ効いてくるため、体への負担が少なく、日々安全に使い続けられるという点で非常に重宝されています。

    薬用 なたまめ柿渋歯磨き」にはカキタンニン(可用性タンニン)が豊富に含まれています。

    このカキタンニンは、強力なタンパク質凝固作用を持っており、歯や歯周病ポケット内の歯垢を固めてくれます。

    固まった歯垢は、歯ブラシで少し磨いただけで、簡単に除去することが可能です。

    また、カキタンニンにはポリフェノールが含まれていて、口臭の原因と
    なる活性酸素や微生物の働きを抑制するので口臭予防としても非常に効果的です。

    カキタンニンに含まれるポリフェノールは緑茶の10倍、ワインの30倍にもなります。

    こちらも一つの一つの成分の効果は確認できますが、やはり、歯周病に効果があるとは言えないのが現状です。

歯周病かなぁと思ったら・・・

歯周病は、プラーク(歯垢)などに存在する歯周病菌が歯茎に炎症を起こし、最終的には歯を支えている骨(歯槽骨)を溶かし、歯が抜けてしまうしまう病気で、数年後には総入れ歯ということが珍しくない病気です。

歯科医院での定期的な歯科検診や治療によって、最悪な状態は避ける事は出来ますが、歯周病予防・治療の基礎はなんといっても家でのしっかりとした歯磨きです。

なので、しっかりとした歯磨きを行いましょう。

また、少しでも歯周病かなぁと思ったら、必ず歯医者さんに行きましょう。

歯周病予防は、歯石除去やPMTCなど、どうしても歯医者さんでしか対応できないことがありますので、最低でも6ヶ月間 (歯周病と診断された方は3ヶ月)に一回は検診を受けましょう。

その上、ホームケアとして上の歯磨き粉を使いましょう。